Excelの工程表が詰まる3つの場面
多くの工務店の工程表はExcelで作られています。Excelは自由な反面、工程表では決まった場所で詰まります。
- 変更が入ったとき:基礎が2日延びたら、その後ろの全工程のセルを1本ずつ手で動かすことになります。工程変更は必ず起きるのに、その対応が一番重い
- 業者に共有するとき:ファイルで送ると「どれが最新か」問題が起きます。印刷して渡すと、変更のたびに配り直しです
- 印刷するとき:画面ではきれいでも、印刷すると1ページに収まらない・バーが切れる。渡せる形にする調整で時間が溶けます
どこはツールで減らせるのか
工程表づくりのうち、「バー(帯)を描く・日程をずらす・清書する」はツールに預けられます。
- 工事の項目と日数を入れれば、バー(帯)は自動で描かれる
- 開始日をずらせば、後ろの工程がまとめて動く
- 印刷用の形が最初から用意されている
「工程表 エクセル テンプレート」を探すのも一つの手ですが、テンプレートは変更対応までは面倒を見てくれません。変更の多い現場ほど、バーを直接動かせるツールの方が楽になります。
どこは人が決めるべきなのか
一方で、工程表の中身そのものはツールでは決まりません。
- 工程の順番と重ね方:どこを並行で走らせられるかは、業者と現場を知る人の判断です
- 日数の読み:職人さんの人数、天気、材料の納期。読みの精度は経験そのものです
- 業者との調整:「この日程で入れるか」の電話一本は、まだ人の仕事です
整理すると:バーを描く・日程をずらす・配れる形にする作業はツールへ。順番の設計と日数の読みは人へ。「作る時間」が減った分だけ、「調整と読み」に頭を使えるようになります。
まずは無料ツールで、1現場だけ作ってみてください
HEALTH ARCHIでは、一級建築士・建設業17年(営業・設計・現場管理・アフター)の実務から作った工程表ツールを無料で公開しています。登録不要・ブラウザだけで動き、入力した内容が外部に送られることはありません。
よくある質問
工程表を簡単に作る方法はありますか?
書式と日付の管理はテンプレートやツールに預けるのが早道です。ブラウザだけで動くガントチャート工程表を、登録不要・無料で公開しています。週間・月間の2種入りExcelテンプレート(着工日を入れると日付が自動)は2026年8月以降に順次公開予定です。
工程が崩れにくい組み方はありますか?
引き渡し日から逆算して組み、バッファを上棟後と仕上げ前に1週ずつ置くのが実務の目安です。着工日から積み上げると後ろが詰まります。
遅延が出るたびの引き直しを楽にするには?
Excelでの引き直しが重い場合は、バーをドラッグで動かせる無料のガントチャート工程表を使うと数分で済みます。